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2010/06/29

城と城下町― 築城術の系譜

「曲尺マジック」と呼びましょうか。

戦国~江戸期に築かれたお城や城下町には、不思議な幾何学が隠されていました。日本の城郭は、西洋の城郭に比べ、無秩序な(いや、「柔軟な」にしておこう)設計・発展をしたと考えがちですが、曲尺を利用した「大和三角形」によって、建物や掘割、道路の位置や方向が決められていたのです。

お城を見たときにワクワクしたり、芸術的と感じたりする理由がここにあるのかもしれません。お城の設計者の気分で、読んでみるとよいですね。

# この本で、城郭設計の神秘に興味をもった方は、より専門的な「近世城下町の設計技法―視軸と神秘的な三角形の秘密」もあわせて読むとよいです。こっきぃは、先に「近世城下町の設計技法」を読んで挫折(苦笑。でも、「城と城下町」を読んでから、再読できました。

[書籍] 「城と城下町― 築城術の系譜」
高見敞志著、技法堂出版、2009年7月 発行

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コメント

▼箕輪伝蔵さん
「学問的には根拠薄」とのご指摘、頭の片隅においておきます。
ありがとうございました。

投稿: こっきぃ | 2010/08/21 06:01

精緻な学問としては、根拠薄だと思います。
当時の地図を見れば、一目瞭然です。

投稿: 箕輪伝蔵 | 2010/08/20 19:30

▼箕輪伝蔵さん
書評を拝見しました。
お城(特に近世城郭)をめぐると、鬼門や風水を意識した設計をなされていることに気づくことがあります。さらに
・建物と自然(例 山)を直線上に配置する
・複数の建物を一直線上に配置する
・通りから建物を見通させる(ヴィスタ)
という「城を見せる」手法を感じる場合もあります。

本書はその延長線上として、ひとつの考え方を示しているものと理解しております。測量技術などで「ロマン」の領域もあるかもしれませんが...

投稿: こっきぃ | 2010/08/18 05:32

さて、この著者の主張は、どんなものでしょうか?(アマゾンの書評にも載せましたが・・・。)
私もお城は好きなので、これから覗かせていただきます。

投稿: 箕輪伝蔵 | 2010/08/17 20:19

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