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2010/05/30

浜松城 現地説明会

100531_img_6254今頃やっても..と思ってしまうが、いろいろ出てくるものですね、浜松城の発掘調査前回(昨年の12月)に引き続き、興味は深まっていきます。

【天守門】
・天守門南側の石垣上部から、礎石(約30cm)が検出(写真の後方)。→二階建ての櫓門と推定。
・礎石、(櫓門の壁の)根石、(櫓門の壁の)しっくいが剥れて土中に埋まったもの、多量の瓦(軒丸瓦、軒平瓦が多いが、鯱瓦も)が検出→これらの位置関係から、南北の幅12m、石垣上部からの櫓門の高さ5mと推定(*1)。
・軒丸瓦/軒平瓦の文様から堀尾氏時代のが見つかる→天守門が堀尾氏時代に存在したと推定。
・石垣の東面に沿って、多量の平瓦が検出。→土塀がめぐっていたと推定(*2)

【富士見櫓】
・北面の石垣がクランクしている(折れ幅:1.5m)→横矢と担当者は説明(*3)
・ウロコ模様のはっきりした鯱瓦が検出(20cm大)
・櫓の南面から玉砂利が検出。

【その他】
小学生が見つけた古銭は、14C 明時代の洪武通宝 ( こうぶつうほう )だった。→手柄じゃ(笑

【まとめ】
・天守門、富士見櫓とも、東方向からの眺望を意識した建造物だった。→江戸時代冒頭には失われたとみられる天守のかわりとなる、浜松城を代表する建造物だった。

*1) 現在、北側の石垣上部に建つ外灯と同じくくらいの高さ。
*2) 平瓦は土塀の屋根を覆う専門の瓦
*3) 規模が小さく、横矢とするには疑問。拡張あるいは修復で石垣が構築された時期が重なっている可能性も否定できない(こっきぃの見解)。

【おまけ】
・ひさしぶりに、こどもと一緒にお城でした。しんちゃん、ありがとう。
・浜松城のあと、掛川城に立ち寄り。番頭さん、ありがとう。

[写真]ピンポン玉とアタシ

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コメント

▼ 番頭さん
説明を熱心に聞いている人が多いのが印象的でした。

▼ けんけんさん
>流れ作業
じっくり質問ができないのが難点ですが、あれだけの人をさばくには仕方がないかもしれませんね。

投稿: こっきぃ | 2010/05/31 21:58

私は午前10時からの説明会に出かけました。
5分くらい前には着いたのですが、すでに説明会は
始まっていました。
みんな、出足が早い早い。
15人くらいずつのグループに分かれて、流れ作業
のように回りました。

私も横矢説には懐疑的です。
切岸ですもん。そこいらは。
浜松城公園から登ってくる道が当時からあったなら
別ですけど。

帰りに清水曲輪から藪ごしに天守曲輪の石垣を覗いて
いたら、説明会参加者と思われる初老のご婦人にいろいろ
と質問されてちょっとあわてました。

投稿: けんけん | 2010/05/31 20:59

昨日はどうもでした~(^^)本当に天気も良く、天守閣も本当に
沢山の人がいて、活気がありましたね~(^^)数年後の富士見櫓
と天守門再建が楽しみになってきましたね~(^^)

投稿: 番頭 | 2010/05/31 20:54

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