静岡の山城ベスト50を歩く
紹介をサボっていました。静岡県のお城をめぐる絶好本です..。
著者はおなじみのお二人。巻頭カラーがきれい。縄張図、お城へのアクセス方法(地図入り)、概要、歴史、そしてお城の遺構解釈と、非のうちどころがない内容。「城好きの気持ちがわかってくれてるなぁ」と感じます。
ところが...
本を入手したのが3ヶ月。ずっと「積読」状態でした。たまにパラパラはしたけれど、ちょっと読んでみようとようと思えなくて..。でも、その理由がずっとわからなかったのです。
今日、あとがきにつぎの一文を見つけました。
「本書に掲載した現状図(縄張図、概略図等)については、曲輪や堀等あやふやな部分については、図化しないようにお願いしました。」
なるほど..。この本は正確性を尊重していたのですね(*)。推測ですが、清く正しく、小泉今日子のような気持ち(古い!)で、多くの方にお城を楽しんで(訪れて)ほしい著者の願いからなのでしょう。
しかし裏をかえせば、無難にまとまってしまったのかも。さらに、あまりにツボを押さえすぎていて、「ココ、イィッ」っていうのがわからなくなってしまったのか。だから、年老いた不感症(?)には、アレレ..だったのかもしれません。
と、なんだかんだ言っても、現在入手できる静岡県本では最強です。この本を手にとって、多くの方に静岡のお城を巡っていただきたい(特に冬の今の時期に)。
(*) 本書では「縄張図」という表現が用いられていないのは、その一例かな。また、掲載された概略図も報告書を出典としているのものが多いのもその影響かもしれません。
[書籍] 「静岡の山城ベスト50を歩く」
加藤理文・中井均編、サンライズ出版、2009年10月 発行
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